テーピングは大きく分けると伸縮性のあるテープ伸縮しないテープの2つに分けられます。

伸縮するテープ

■ 伸縮性粘着包帯

一般的にはキネシオロジーテープと呼ばれています。縦糸に二重構造糸(CSY)を使用しており中心のポリウレタンにより伸縮性を生み出しています。通常は剥離紙がついており、使用する際に剥がして肌に貼ります。肌への刺激が少ないとされるアクリル系の粘着剤を使用することが多く、関節の固定ではなく、筋肉のサポートや保護、怪我の予防などに使われます。

■ 弾力性粘着包帯(エラスティックテープ)

ハード伸縮テープというカテゴリーに分類されることが多いですが、ポリウレタンを使用していないためキネシオロジーテープのような伸縮はしません。強撚布という特殊な基布(強撚糸を使用し弾力性に富んでいる)を使用しており、編み込みによって生地を伸長させます。剥離紙のついたタイプはキネシオロジーテープ同様にアクリル糊を使用していることが一般的です。剥離紙のないタイプはゴム糊系を使用することが多いためラテックスアレルギーの方は注意が必要です。厚手で強度の高い生地で、関節可動域の抑制や圧迫固定などに使用されす。

伸縮しない(非伸縮)テープ

■ ホワイトテープ

一般的にホワイトテープと呼ばれることが多いですが、最近はカラフルなテープも増えてきています。
関節の固定、可動域の抑制を目的としたテープで剥離紙のないものがほとんどです。こちらもゴム糊を使用している場合が多いのでラテックスアレルギーの方は注意が必要です。

上記のほかにも、

不織布を使用したテーピング

ソフト伸縮と呼ばれるテーピング

特殊素材を使用したテーピング

等々、数々の種類のテーピングが存在しています。テーピングについてのご相談、問い合わせは弊社までご連絡ください。